皆さんこんにちは!
阪急池田駅から徒歩3分!栄町商店街内にあるこころ鍼灸整骨院池田院です!
今回は膝の痛みについてです。
みなさんは平らなところを歩くと膝が痛くなる、階段の昇降のときに痛くなる、膝の内側が痛い、膝の裏側が痛い、寝ているときに痛くなる…などの症状でお困りではないですか?
治療しても良くならなかった、もう歳だから、とあきらめている人は多いと思います。
しかし、その痛みを放置していると危険です!膝の症状は痛みが出てから期間が長いほど重症化しやすいからです。
これからその理由を説明していきます。
膝関節について
膝関節は、体の中でも人間の動作に深く関わり、繰り返し使用する部位です。
膝関節には、体を安定させたり、関節内で起こる 摩擦や衝撃のダメージを減らすための優れた機能が備わっています。膝関節内の骨の表面は、それぞれ軟骨と呼ばれる水分の多いクッションのようなもので覆われていて関節が滑らかに動くようにできています。
また、脛骨と大腿骨の間には半月板という柔らかい組織があり、2つの骨の軟骨への衝撃が吸収されるようになっています。さらに、膝関節は関節包という袋に包まれ、その中は関節液と呼ばれる液体で満たされています。関節液は、関節を滑らかに動かす潤滑油の役割を果たすと共に、軟骨に酸素や栄養を与えています。
関節包
大切な関節を外界から保護するために、関節は関節包という柔軟性のある袋状の組織にすっぽりと包まれています。
滑膜/滑液
関節包の内側の薄い組織が滑膜です。
滑膜は滑液を作り出します。作り出された滑液は、関節包の中で 潤滑油の役目を果たし、さらに軟骨の栄養にもなります。一般に「膝に水がたまる」とは、炎症等でこの滑液が異常に増えてしまった状態のことをいいます。
軟骨
大腿骨と脛骨、膝蓋骨の3つの骨の表面は弾力のある軟骨で覆われています。
軟骨はコラーゲン(繊維組織)、水、プロテオグリカンで出来ている保護組織です。
関節は軟骨どうしが向き合っていて動きますが、この軟骨の間に関節液が入ると、アイススケートよりも摩擦のない状態で動きます。この作用で軟骨はすり切れないようになっています。
半月板
関節包の中、大腿骨と脛骨の間にはクッションの役目をする2つの半月板(内側半月板、外側半月板)が存在します。半月板は関節に加わる衝撃を吸収して軟骨を守り、さらに膝関節の安定性を高めています。
靭帯
大腿骨と脛骨がグラグラしないよう、2つの骨は靭帯でつながれています。
膝関節の両側面にある靭帯を側副(そくふく)靭帯といいます。
膝関節の真ん中には前十字靭帯と後十字靭帯があります。
膝の痛みの種類
変形性膝関節症
男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。主な症状は膝の痛みと水がたまることです。
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれますが、正座や階段の昇降が困難となり(中期)、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。
半月板損傷
半月は膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨様の板で内側・外側にそれぞれがあり、クッションとスタビライザーの役割をはたしています。これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。ひどい場合には、膝に水(関節液)がたまったり、急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。
スポーツなどの怪我から生じる場合と、加齢により傷つきやすくなっている半月に微妙な外力が加わって損傷する場合とがあります。
前者では、体重が加わった状態でのひねりや衝撃によって半月だけが損傷するものと、前十字靱帯損傷などに合併して起こるものとがあります。
半月は加齢に伴い変性するので、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起こりやすくなります。
滑膜炎
大腿骨とすねの骨(脛骨)は、 関節包という包みに覆われています。体重の負荷などによって軟骨がすり減ると、軟骨の細かな「削りかす」によって、関節包の内側にある 滑膜(かつまく) という膜に炎症が起きます。
炎症はもともと組織を修復するための反応で、膝の場合は削れた部分の軟骨を修復するために起きるのですが、炎症の過程で、関節周囲が腫れたり、痛んだりします。また、関節は関節包に包まれた袋になっています。この袋の中に常に数ccの関節液があり、軟骨に栄養や酸素を与えています。そして関節の中で炎症がおきると、この関節液が増えます。実は、この増えた関節液がいわゆる「水」というわけです。
膝の痛みと歪みの関係性
変形性膝関節症の原因には、原因のはっきりしない一次性のものと、原因のはっきりしている二次性のものとに大別できます。
変形性膝関節炎の大部分の原因は二次性によるもので、
日本人の変形性膝関節症でもっとも大きな原因となるのは、足の形がO脚であることです。日本人の靱帯の位置や筋肉の走っている方向などに特徴があるため、O脚になりやすいと言われており、なかには、外側の軟骨がすり減り、欧米人に多い、ひざが内側に傾くX脚になる人もいます。
O脚の結果、関節軟骨の内側がすり減ってしまった状態です。
O脚の状態は、どうしても膝の内側に負担がかかりめす。O脚は自然には治らない為、この状態が長く続くことになり、関節軟骨は部分的にすり減り、骨同士はこすれ合う状態になってしまいます。痛みもどんどん増してきます。またこの状態では、生体の防御反応が働いて、骨が必要以上に硬くなってしまうので、最終的には、関節軟骨は消失し、関節は機能を果たさなくなります。
X脚の結果、関節軟骨の外側がすり減ってしまった状態です。
O脚の場合とは逆で、X脚の場合は膝の外側に負担がかかるようになります。
O脚同様、この状態が長く続けば、関節軟骨は部分的にすり減り、骨どうしはこすれ合う状態になってしまいます。
ちなみにX脚は日本人には比較的少ないとされています。
自分の足の状態をよく知ることは、膝の痛みに向き合う第一歩です。
膝に対する治療
まずは膝に対してのストレスが大きいので周りの筋肉を緩めていく、筋肉を鍛えて負荷を減らしていく必要があります。
しかし体重をかけた際に負担が繰り返しかかるので今後症状を出さないために歪みから治療していくのをお勧めしています!
О脚と言っても骨盤や股関節に問題のある方のO脚は、膝の矯正のみでは、根本的に改善されません。
そういった方はO脚矯正の前に、膝にとって重要な骨盤や腰椎などの背骨のずれを改善し、その後O脚を矯正します。
当院では今後症状が起きないよう日常生活や仕事の影響なども考え、原因からしっかりと治していく事をお勧めしています!
姿勢を診る事は根本から治療していく上でとても重要な情報となってきます。ですので、問診時に併せて確認させていただき治療に役立てていきます!
当院では、しっかりと原因となっている歪みからしっかりと治していくための治療も行っておりますので、
・ご自身の姿勢が気になる
・今まであった症状とおさらばしたい
・今後症状を出したくない
と行った方は是非一度ご来院して頂けたらと思っております!!
今まで私たちが診てきた患者様は、何度も繰り返し症状が起きる、中々痛みが落ち着かないなど思われている方が多く来院されております!
もちろんマッサージも非常に有効な方法ですが、それだけでは根本の解決とは言い難いと思います。私たちは今現在の症状が何故起こってしまったのかを考え、その原因に対して治療を行うことで今後も辛い症状に悩まなくてもいいお身体を目指していきたいと考えています!
少しでもお悩みの症状がありましたら、ぜひ一度当院にご相談ください!
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