、みなさんこんにちは!こころ鍼灸整骨院です!
みなさんは手がしびれて動かしづらいなどの症状が出たことはありませんか?そのような症状が出たときは手根間症候群という疾患が疑われます。
ですので今回は手根間症候群についてお話しをしていきます!
手根間症候群とは
手首にあるトンネルの中で神経が圧迫され、親指からくすり指のしびれや痛み、手の使いにくさが起こる病気です。
手首には、骨と靭帯で囲まれた”手根管”と呼ばれるトンネルがあり、この中に正中神経という神経が通っています。
この神経は、親指~くすり指の感覚をつかさどっていると同時に、親指の肉球部分の筋肉にも命令を出しています。
トンネルの中で、様々な原因で神経が圧迫され、しびれや痛み、手の使いにくさといった症状を出すのが手根管症候群です。
この状態を放っておくと…
1.手さぐりがしにくくなる
手は物をつかむ、握る、つまむなどの運動機能だけでなく、”手さぐり”という言葉があるように、感覚機能も持っています。
鏡を見なくてもボタンがかけられる、サイフからお金を出せる、暗い所でも物をさがせるのは、手の感覚が非常に優れているからです。
特に親指~中指の感覚は非常に重要であり、この部分の感覚が異常をきたすと様々な不都合が出てきます。病気が進行すると、”痛い””熱い”といった手を守る感覚も低下するため、ケガやヤケドの危険もあります。
2.物がつまみにくくなる
親指は他の指と違い、非常に大きな動きが可能です。これは、特殊な構造の関節と肉球部分の筋肉がなせる技です。
病気が進行すると、肉球部分の筋肉が痩せてしまいます。その結果、イラストのように親指と人差し指でマルが作れなくなったり、物がつまみにくくなります。
左:手根管症候群 右:正常
3.完全な回復が得られない場合がある
患者さんの中には、”しびれているけど、大して困っていないから、このままでいい”という方もいらっしゃいます。
しかし病気はゆっくり進行するため、実際には手の機能が落ちているのに、その状態に慣れてしまっているだけという事もあります。
※神経の病気は放置すると、神経の回復力が失われていきますので、治療をすれば治るという時期を逃してしまう可能性があります。
原因
多くは原因不明で、特発的に発生します。
以下のものが原因で発生する場合もあります(続発性)。
- トンネル内のガングリオンや腫瘍
- リウマチなどによる腱の炎症
- 以前の手くびの骨折(橈骨遠位端骨折)
- 生まれつきの腱や神経の異常
- 手の使いすぎによる、手の中の筋肉(虫様筋)の肥大など
どんな人がなりやすいか
手根管症候群は更年期以降の女性に多く発生します。
複数回の妊娠や早期の閉経では、発生率が高く、ホルモン補充療法を受けている方では、逆に発生率が低い事が報告されており、女性ホルモンの減少が関与していると考えられています。
妊婦さんや授乳中のお母さんは、ホルモンバランスの変動が大きいため、手根管症候群にかかる方もいらっしゃいます。この場合、症状は一時的であることがほとんどです。
最近ではスマホやパソコンの使用と手根管症候群の関係が注目されています
指や手くびの動きにより、神経の形態が変化する事が分かっており、特にスマホを長時間使用する方は、神経が大きく、つぶれている傾向にあるとの報告もあり、注意が必要です。
予防
・日常生活では手を酷使しないように注意する。
・フライパンなどは両手で操作するようにし、持ち手を太くすることで握りやすくする。
・パソコンなどのキーボードを打つときには手首の下に丸めたタオルを置き、手首を真っすぐ保つようにする。
私たちは今現在の症状が何故起こってしまったのかを考え、その原因に対して治療を行うことで今後も辛い症状に悩まなくてもいいお身体を目指していきたいと考えております!!
当院では、しっかりと原因となっている歪みからしっかりと治していくための治療も行っておりますので、
・ご自身の姿勢が気になる
・今まであった症状とおさらばしたい
・今後症状を出したくない
と思った方は是非一度ご来院して頂けたらと思っております!!
少しでも気になっている症状、お悩みの症状がありましたら、ぜひ一度当院にご相談ください!
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