夏バテについて

だんだんと暑さが増してきて、いわゆる「夏バテ
」の症状が出ている方もいるのではないかと思います。
夏バテと聞くと、「身体がだるい」、「食欲がない」といった身体の不調が思い浮かびますが、一般的には、他に無気力、イライラ、不眠、ふらつき等の症状があげられます。
こういった夏場の体調不良のことをひとくくりにして“夏バテ”と呼んでいますが特にはっきりとした医学的な定義があるわけではありません。

夏バテの原因は大きく分けて３つあります。

1つ目は自律神経の乱れです。特に、室内外の温度差によって引き起こされる自律神経の乱れが、現代の日本人にとって一番の原因になっていると言われています。
身体の体温調節は自律神経の働きによってコントロールされていますが、身体はその都度外気に適応するため、温度差が大きいとそのストレスによって自律神経が乱れてしまいます。

2つ目は、高温多湿の環境による体力の消耗や発汗の異常です。暑さによって体力が消耗すると、消化器官の機能低下が起きてしまいます。疲労感やだるさ、食欲不振などの症状が起こりやすくなるのはこのためです。

他には熱帯夜による睡眠不足なども原因となります。最近は、夜も気温が下がりにくく寝つきが悪くなりがちですが、十分な睡眠がとれないと日中の疲労回復がうまくできずに疲れがたまってしまい夏バテを引き起こしてしまいます。睡眠不足は自律神経の乱れも招きますので、さらに体調が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

このように原因がわかれば、日頃からご自分で対策をしていただくのが一番ですが、なかなかそうもいかない時もあると思います。
そんな時は当院でお手伝いさせていただきます！！
毎年夏バテしてしまう方、今から体調を整えておきたいという方は、気軽にご相談ください！