朝起きたとき、手指の痛みや動かしにくさを感じることはありませんか?女性は更年期を迎えたころから手指のトラブルが起きやすくなり、家事や仕事に支障が出ることも。
特に、痛みやこわばりから動かしにくさを感じる「ばね指」などの手指の病気は、治療やセルフケアの方法が分からず、症状を我慢したり放置したりしている人もいると思います。
ですので今回は、ばね指についてお話していきます!
ばね指とは
指は腱によって曲げ伸ばしをすることができます。手を握ったりする強い力を発揮する筋肉は前腕にありその力を腱が伝えます。その通り道で指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないように押さえているのが靱帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)と呼ばれるものです。丁度、その構造はベルトとベルト通しの関係に似ています。
この靱帯性腱鞘は指に部分にありますが、それが終わる指の付け根付近に力がかかり炎症を生じやすいところがあります。 その部分の腱や腱鞘が炎症を起こし、“腱鞘炎”になり、さらに進行すると引っ掛かりが生じばね現象が起こります。 これを“ばね指”と呼んでいます。
症状
指の付け根で屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こると、“腱鞘炎”になり腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。 朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。 進行するとばね現象が生じて“ばね指”となり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。
原因
更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じます。手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのも特徴です。糖尿病、リウマチ、透析患者にもよく発生します。母指(親指)、中指に多く、環指、小指、示指にもよくみられます。
その原因は大きく分けて以下の4つです。
・指・手の使い過ぎ
ゴルフやテニスなど手を使うスポーツ、ピアノなど指を酷使する楽器の演奏などが原因となる場合があります。
また、近年では、パソコンやスマホの使い過ぎで発症する方も増加しています。
・老化
加齢によって腱などの動きが悪くなると、指に少しの負担がかかるだけでばね指になることがあります。
・ホルモンバランスの変化
50歳前後の女性や妊娠中・産後の女性に多い原因の1つです。
女性ホルモンのバランスの変化により、腱などが傷みやすくなったり血流が悪くなったりすることで、ばね指になるリスクが高まります。
・ストレス
特に工場勤務などで長時間同じ体勢や同じ作業をしている方は注意が必要です。
同じ箇所に負担がかかりやすくなるため、ばね指を発症する可能性があります。
予防
ばね指は、一度発症すると完治に時間がかかるので、まずは発症を予防することが肝心です。
特にパソコン作業などをしていると、つい長時間になってしまいがちですが、1時間に一度程度は手指を休ませるようにし、痛みやこわばりなどを感じる時は以下のような方法で、積極的に手や指のケアを行いましょう。
・アイシング(冷却)または温め
手指を使いすぎて鈍い痛みが出た時や、炎症が起きて熱感があるような場合は、アイシングが特に効果的です。患部を冷やすことで腱の炎症を抑えることができます。
反対に、血流の悪さから手指がこわばる時や痛みが長く続いているような場合には、手を温めるようにしましょう。
洗面器などにお湯を溜め、しばらく手指を温めると血流が改善し、つらい痛みを和らげることが可能です。
・ストレッチ
痛みがあると、だんだん指を動かさなくなるほか、安静にするため長い間固定していると、ますます血流が悪くなり、関節自体も固くなるため、適度な運動で柔軟性を保つことも大切です。
時折、「腕を上にあげてブラブラ振る」「手でグーパーを繰り返す」などの動きを行うだけでも効果があります。
私たちは今現在の症状が何故起こってしまったのかを考え、その原因に対して治療を行うことで今後も辛い症状に悩まなくてもいいお身体を目指していきたいと考えております!!
当院では、しっかりと原因となっている歪みからしっかりと治していくための治療も行っておりますので、
・ご自身の姿勢が気になる
・今まであった症状とおさらばしたい
・今後症状を出したくない
と思った方は是非一度ご来院して頂けたらと思っております!!
少しでも気になっている症状、お悩みの症状がありましたら、ぜひ一度当院にご相談ください!
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