こんにちは!
こころ鍼灸整骨院の鍼灸師渡辺です!
フライパンを振ったり、パソコンをしていて痛みが出たり、ものをつかんで持ち上げる動作やタオルを絞る動作で腕が痛くなることはありませんか?
それはもしかするとテニス肘かもしれません。
ですので今回はテニス肘についてお話していきます!
テニス肘(上腕骨外側上記顆炎)とは?
テニス肘とは、ラケットでボールを打つ際の衝撃(インパクト)が、手首から肘の付け根の腱に伝わり、腱に炎症・痛みを発症させるもので、テニスを続けていることで起きるスポーツ障害です。また、同じラケットスポーツのバドミントンや卓球をはじめ、長尺の道具を持つゴルフや剣道など他の競技でも発症します。スポーツ競技者だけでなく、手首を使う大工などの職業の人や、台所仕事など日常的に重い荷物を持ち手首に負荷をかけることのある人も発症する可能性があります。肘の関節は「上腕骨」、「尺骨」、「橈骨」の3種類の骨で構成されており、手首を動かしたりする筋肉である長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)、短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)、総指伸筋(そうししんきん)の3つの筋肉と関係性が高いと考えられています。特に短橈側手根伸筋の腱への負荷が重なり、痛みが発症する場合が多く見られます。
原因
主にテニスでのラケットでボールを打ち返すという動作により、短橈側手根伸筋の肘の付け根部分に過度の負担がかかり、その部位に炎症が起きることで痛みの症状が表れます。しかし実際には、名前の由来であるテニスによる運動だけではなく、剣道やゴルフなどの長い棒を使う腕に負担のかかるスポーツや仕事、台所仕事などで、日常的に腕を使用する人にも同様に発症することもあります。
症状
テニス肘は、安静時には痛みの症状はあまりなく、「手首を反らせる」「内外にひねる」「指を伸ばす」「タオルを絞る、ドアノブを回す」などといった手首を使った動作を行った際、肘の外側に痛みが起こるのが大きな特徴です。しかし、症状の表れ方は人それぞれです。そのため、急に痛みを強く感じる人もいれば、次第に痛みが強くなってきたと訴える人もいます。また、一度強い痛みの症状が出現すると、コップを持つなどの小さな負荷でも手首や腕に痛みを感じることがあり、日常生活にも大きな支障を来します。
予防
①肩や腕のストレッチ
ストレッチはテニス肘の予防だけでなく、痛みの緩和にも効果があります。
「肘をピンと伸ばした状態で手首を曲げ、30秒間静止した後リラックス」というストレッチを数回繰り返すと良いでしょう。腕全体や手首をゆっくり回すだけでも効果があります。
②筋力トレーニング
症状が長引き、慢性化したテニス肘は、筋力を強化するためのトレーニングが有効です。
軽めのダンベル(重さ1㎏程度)やチューブを使い、手首の関節の曲げ伸ばし運動を行います。ただし、痛みや熱感などのある時は、症状が悪化する恐れがあるため、行うのは止めましょう。
③サポーターまたはテーピング(肘、手首)
肘や手首にかかる衝撃を吸収することができるサポーター(テーピング)は、日常生活で発症したテニス肘にも効果がありますが、特にテニスなどのスポーツが原因で発症したテニス肘には有効です。幅が広いタイプと狭いタイプがありどちらも市販されているので、使いやすいものを試してみると良いでしょう。
④アイシング(冷却)または患部の温め
痛みが出始めた急性期は、熱を持っている状態なので、氷などで患部を冷やすと痛みが和らぎます。ただし、痛みが数ヶ月に及び、慢性化してしまった場合にはアイシングは逆効果。温めることで痛みが軽くなるので、お風呂で温めるのもおススメです。
私たちは今現在の症状が何故起こってしまったのかを考え、その原因に対して治療を行うことで今後も辛い症状に悩まなくてもいいお身体を目指していきたいと考えております!!
当院では、しっかりと原因となっている歪みからしっかりと治していくための治療も行っておりますので、
・ご自身の姿勢が気になる
・今まであった症状とおさらばしたい
・今後症状を出したくない
と思った方は是非一度ご来院して頂けたらと思っております!!
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