みなさんこんにちは!
夏になり暑さがきつくなってきましたね!家ではエアコンをつけて寝ている方も多くおられると思います。そんな中、寝ている時にこむら返りを起こすことがあると思います。
ですので今回はこむら返りについてお話ししていきます!
こむら返りとは
足の筋肉がつること、特にふくらはぎの筋肉が痙攣することを「こむら返り」といいます。医学的にはこむら返りは有痛性筋痙攣といって、強い痛みを伴う筋肉の痙攣を指します。「こむら(腓)」とはふくらはぎを指す言葉です。ふくらはぎの腓腹筋やヒラメ筋の痙攣が特徴ですが、この部分に限定したものではありません。全身の筋肉が痙攣することもあり、全身のこむら返りということもあります。
通常筋肉は脳からの命令受け取り、これを上手に調節して思った通りに動きます。この調整がなんらかの原因でうまくいかないと筋肉が収縮したままで痙攣状態になり、強い痛みを感じます。
原因
・「疲労」や「ミネラル(電解質)の不足」
就寝中にこむら返りが起こるのは筋肉疲労が原因のケースが多いのですが、ミネラル不足から起きることもあります。ミネラルは体内の水分に溶けるとイオン化(電解質)し、筋肉細胞や神経細胞の働きに大きく関わっています。ミネラルが不足して電解質の働きが阻害されるようになると、神経伝達や筋肉の収縮などがうまくいかなくなることがあります。
栄養バランスのいい食事によって体内の電解質バランスは保たれますが、ダイエットや偏食によって栄養が偏ると、電解質バランスが崩れることがあります。
・「脱水」
大量の汗や下痢などで脱水状態になると、体内の水分バランスが崩れミネラル分が不足してしまい、筋肉が十分な代謝を行えなくなります。神経が異常な興奮状態になって筋肉が痙攣を起こすおそれが高くなります。
・「冷え」
冷えもこむら返りの原因となります。冷えて筋肉が収縮することで血行が悪くなり、こむら返りを起こしやすくなります。
なぜ寝ている時にこむら返りが起きるのか?
一般健康人でも激しい運動や長時間の立ち仕事の後には下肢を中心に起こることがありますが、50歳以上ではほぼ全員が一度は夜間のこむら返りを経験しており、60歳以上の6%が毎晩こむら返りに襲われているという報告もあります。
一般に、健康な人ならば過剰なイオンは尿や汗などから排出され、反応性がちょうどいい範囲内におさまるよう調節されています。
ところが、睡眠時は汗を多くかいており脱水傾向にあります。さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行は低下しています。
夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。
こういった悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなってしまいます。
・ミネラルバランスの乱れ:カルシウムとカリウムは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあり、この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。
3つとも大切なミネラルですが、特にマグネシウムの不足は腱紡錘の機能低下に大きな影響を与えます。
・血行不良:体の冷えや座り仕事等による血行不良、寝ている間の血行の低下など。
筋力低下:高齢による自然なものがあります。女性の場合、女性ホルモンの減少に伴う筋力低下も原因の一つ。
・体温低下:夏の冷房や秋冬の体温低下があります。
・眠る姿勢や環境:あおむけで重いふとんを使うことも原因となります。
・水分不足:睡眠中にはコップ一杯の汗をかくと言われており、これが、睡眠時及び朝方につる原因の一つになります。また、お酒やコーヒーの摂り過ぎによる脱水も原因の一つです。
こむら返りに対しての治療
こむら返りに対しての治療として鍼灸治療が特に有効な治療です!
皆さんは鍼灸治療を知っていますか?
鍼治療がどんなものか分からない、知らないという人もいると思うので鍼治療がどういうものなのか説明していきます!
鍼灸治療とは?
皆さんは鍼治療に対してどのようなイメージをお持ちですか?
「よく分からない」「痛そう」「怖い」「聞いたことはある」
など、聞いたことはあるけどよく分からないといった声を患者様からよく聞きます。中には注射針をイメージして怖い、痛いんじゃないか?という印象をお持ちの方もおられると思います。
しかし当院で鍼治療を受けていただいた方は「全然痛くなかった!」「症状が軽くなった!」など、好印象な方が多いです。
その理由としては、当院で使用している鍼は髪の毛くらいの細さです。鍼が刺さる瞬間にチクッとする程度でほとんど痛みを感じることなく治療を受けていただけます!
鍼のメカニズム
鍼治療とは、皮膚から体内に鍼を入れ症状の原因になっている筋肉に直接刺激を与え、血流の循環を良くすることで人が元々持っている自分を治そうとする力『自己治癒力』を高めることができます。
さらに東洋医学などで用いる経穴(ツボ)に刺激を加えることで、その経穴(ツボ)に応じた効果を発現することが鍼灸治療の一番のメリットです。
灸のメカニズム
お灸は体表を刺激していきます。この刺激は、身体に取っては侵害の刺激になるので、治そうという抵抗力が高まるので、血流動態が変化し、身体の状態が変化していくことになります。
東洋医学などで用いる経穴(ツボ)に刺激を加えることで、その経穴(ツボ)に応じた効果を発現することが鍼灸治療の一番のメリットです。
こむら返りは冷えや筋肉の疲労で起こることが多いです。
私たちは今現在の症状が何故起こってしまったのかを考え、その原因に対して治療を行うことで今後も辛い症状に悩まなくてもいいお身体を目指していきたいと考えております!!
当院では、しっかりと原因となっている歪みからしっかりと治していくための治療も行っておりますので、
・ご自身の姿勢が気になる
・今まであった症状とおさらばしたい
・今後症状を出したくない
と思った方は是非一度ご来院して頂けたらと思っております!!
少しでも気になっている症状、お悩みの症状がありましたら、ぜひ一度当院にご相談ください!
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