こんにちは!
こころ鍼灸整骨院の鍼灸師の渡辺です!!
2月に入りましたがまだまだ寒い日が続きますね
この時期から花粉が飛び始め、花粉症による目のかすみや鼻水にお悩みの方も多いと思います。
ですので今回は花粉症についてお話ししたいと思います!!
花粉症とは
花粉症とは花粉を吸い込んだりすることで、鼻の粘膜や目の結膜が刺激されることによってアレルギー反応が起こり「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」の他に「目のかすみ」「涙目」「肌荒れ」などのさまざまな症状を引き起こす症状です。
アレルギー反応とは、細菌やウイルスなどが体内に入ってきたとき、その異物を「敵」と捉えて体が反応して「やっつけよう!」と「免疫抗体」をつくります。それは人が細菌やウイルスに負けないために重要な反応です。
しかし、アレルギー反応は花粉や食べ物など、本来は「敵」ではないものを「敵」と誤認して反応して免疫抗体を過剰に作り出した結果、日常生活にも支障を生じるほどの体調不良を起こしてしまう免疫機能の故障と言えます。
花粉症はさまざまな花粉で発症しますが、その代表的なものが春のスギ花粉症です。スギ花粉症は日本固有のもので、現在日本人のさ約20%が患者さんであると言われています。
原因
花粉症は、卵アレルギーなどと同じアレルギー疾患です。スギなどの花粉が鼻の粘膜や目の結膜を刺激することでアレルギー反応を引き起こして、症状が出てきます。
発症する人としない人の違いは個々の体質や生活習慣、食生活、住環境によって変わります。
アレルギー物質に対しての許容量(受容可能な容量)は、体質が異なるのと同じで人によって違います。
長年花粉を浴びながら生活し、体内に蓄積された花粉の量が「許容量を超えた時」に発症するといわれています。
同じ環境でも個体差があります。
親子・兄弟間では体質が似ることがありますが、アレルギー物質への耐性や許容量は人によって違います。多くの花粉に晒される環境下で一緒に生活をしていても、発症する人と発症しない人がいます。
花粉症の症状
目の症状
・流涙
・充血
・かゆみ
鼻の症状
・鼻水
・鼻詰まり
・くしゃみ
目・鼻以外の症状
・頭痛
・微熱
・倦怠感
・皮膚症状
・咽頭痛
風邪とのとの違い
※こんな時は花粉症を疑いましょう
・サラサラした透明な鼻水が出ている
・高熱を伴わない
・症状が1週間以上続く
・晴天で悪化する
また花粉症の症状によってQOLの低下がおこります。
QOLとは
QOLとはQuality of Life (クオリティ・オブ・ライフ)の略語です。日本では「生活の質」や「人生の質」と訳されます。
花粉症は日常生活にいろいろと悪影響を及ぼし、QOLを低下させます。
厚生労働省は花粉症専用の調査票を作り、花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の人のQOLを調査していますが、QOLを低下させるものとして次の17項目を挙げています。2005年の大量飛散時の調査では、「勉強・仕事・家事の支障」や「気分が晴れない」「ゆううつ」などに花粉症がもたらすQOLの低下を感じていました。
QOLの17項目
① 勉強・仕事・家事の支障
② 精神集中不良
③ 思考力の低下
④ 新聞や読書の支障
⑤ 記憶力の低下
⑥ 運動、野外生活の支障
⑦ 外出の支障
⑧ 人とのつき合いの支障
⑨ 他人との会話・電話の支障
⑩ まわりの人が気になる
⑪ 睡眠障害
⑫ 倦怠感
⑬ 疲労
⑭ 気分が晴れない
⑮ いらいら感
⑯ ゆううつ
⑰ 生活に不満足
日常生活で可能な対処
①メガネ・マスクの着用
目や鼻に花粉が侵入するのを防ぎましょう。
②洗濯物
布団乾燥機や浴室乾燥などを利用。布団を外に干す場合は花粉の少ない時間帯(※)で短時間にし、取り込んだ布団に掃除機をかけましょう。
※気象条件にもよりますが「花粉が多い」といわれる前後と日没を避けましょう。
③衣類の素材
花粉のつきやすいウールなどは、なるべく身に付けないようにしましょう。
④帰宅時
室内に持ち込まないように、外出後は衣類や髪についた花粉をよく払い落としてから家に入りましょう。
⑤うがい・洗濯
顔や手に付着した花粉を吸い込まないように帰宅時は手洗いやうがい、洗顔をしましょう。
⑥空気の入れ替え
花粉の飛散量が少ない時間帯の換気にとどめましょう(昼過ぎや夕方は飛散量が多くなります)。
⑦掃除をする
絨毯やカーテンには花粉が付着しやすいため、こまめな掃除を心がけましょう。
加湿器で室内空間に舞う花粉を落とす、あるいは空気清浄機で花粉とともに室内の空気をキレイにする方法もあります。
花粉症に対しての治療
花粉症に対しての治療として鍼灸治療が特に有効な治療です!
皆さんは鍼治療に対してどのようなイメージをお持ちですか?
「よく分からない」「痛そう」「怖い」「聞いたことはある」
など、聞いたことはあるけどよく分からないといった声を患者様からよく聞きます。中には注射針をイメージして怖い、痛いんじゃないか?という印象をお持ちの方もおられると思います。
しかし当院で鍼治療を受けていただいた方は「全然痛くなかった!」「症状が軽くなった!」など、好印象な方が多いです。
その理由としては、当院で使用している鍼は髪の毛くらいの細さです。鍼が刺さる瞬間にチクッとする程度でほとんど痛みを感じることなく治療を受けていただけます!
鍼のメカニズム
鍼治療とは、皮膚から体内に鍼を入れ症状の原因になっている筋肉に直接刺激を与え、血流の循環を良くすることで人が元々持っている自分を治そうとする力『自己治癒力』を高めることができます!
さらに東洋医学などで用いる経穴(ツボ)に刺激を加えることで、その経穴(ツボ)に応じた効果を発現することが鍼灸治療の一番のメリットです。
東洋医学から見た花粉症
東洋医学では、外部から身体を守る働きは「肺」が担うとされており、花粉症をはじめアレルギー疾患が起きている部位は「肺」だと考えます。このため花粉症の治療は、肺と身体の深部との流れを正常化することが重要です。
東洋医学では身体のバランスを整えることができます!今回の花粉症では外部から身体を守る働きを持つ「肺」の働きがみだれていることで症状が出たり増悪しています。
その崩れたバランスを鍼灸治療で治すことができます!
経穴(ツボ)には身体のバランスを整えたり、ツボに応じた治療効果を発現したりと様々な役割があります。問診、脈診、舌診、腹診などを用いて、現在のお身体がどのように崩れているのかを把握し、鍼でツボに刺激をあたえていきます。
ですので、鍼治療を用いることで花粉症に対しても治療効果をもたらすことが可能なのです!
今まで花粉症はお医者さんからもらった薬を服用というイメージを持っておられる方が多かったと思います。
もちろん薬も非常に有効な方法ですが、それだけでは根本の解決とは言い難いと思います。
私たちは今現在の症状が何故起こってしまったのかを考え、ゆくゆくはお薬を服用しなくても日常生活で不自由なく過ごせれるように、今後も辛い症状に悩まなくてもいい体作りを目指していきたいと考えています!
是非一度ご連絡お待ちしております!
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