皆さんこんにちは
こころ鍼灸整骨院で院長をしている室井です!
この暑い時期な多いは 熱中症とクーラー病についてお話ししたいと思います!
熱中症とは、熱によっておこるさまざまなからだの不調の事をいいます。暑さによって体温調節機能が乱れたり、体内の水分量•塩分量のバランスが崩れたりすることが原因です。
ここ最近では、強い日光や反射熱にさらされる屋外での運動だけでなく、高温多湿の環境下では屋内であっても注意をしておいてください!
また、曇りの日や夜間でも、湿度が高い、風がないといった条件で発症することもあります!
さらに、急激な気温上昇が起きた時に体が温度変化にうまく適応できずに発症するケース、睡眠不足や二日酔いといった体調不良が発症を誘発するケースもあります。
熱中症予防ポイント
●直射日光をさえぎる
直射日光が直接部屋に入ってくると、室温が高くなります。すだれやよしずなどを使い、強い日ざしをさえぎる工夫をしましょう。また、直射日光の当たる場所に打ち水をするのも効果的です。
●エアコンと扇風機を利用する
エアコンや扇風機を上手く使うのが大事です!
エアコンは、自動調節、就寝中様の機能やタイマーなどを上手に活用していきましょう!
体感に頼らず、温度計、湿度計で温度や湿度を確認し、室温は28℃以下に、湿度は70%以下を目安に調整することが大事です!
また、扇風機を使い室内の空気を程よく循環刺さると、エアコンの設定温度を低くしなくても室温を下げることができます!
●こまめに水分補給する
脱水症状を起こすと、のどの渇きを感じにくくなります。のどが渇く前からこまめに水分補給する習慣をつけるのが大事です!
また、大量の汗で体内の塩分も抜けていくので塩飴や、塩分を含んでいるものを食べるのも大事です
熱中症になった時の対処法
◇涼しいところに移動させる
風通しの良い日陰や、できればクーラーが効いてる室内などの涼しい場所へ移動が大事です!
◇身体を冷却する
⚫︎衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着を緩めて身体から熱を逃せます
⚫︎露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわなどで扇ぐ事により身体を冷やします!
⚫︎冷やせる氷などがあれば、それを首や、脇の下、大腿部の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やしましょう!
この時期は熱中症も大変多いですがクーラー病も多いです!!
皆さんクーラー病ってご存知でしょうか?
次はクーラー病についてお話しします!
クーラー病とはどのような症状で、どのようなことに気をつける必要があるのでしょうか??
クーラー病とは、冷房が効いた環境に長時間いた後に暑い屋外に出るなど、気温差の激しい場所の出入りを繰り返した時に起こる体調不良のことを言います。
私たち人間の体には、環境適応能力が備わっています。
外気温が高い夏には体内での発熱を抑制し、さらに熱を逃がしやすい体質に変化します。
具体的には、毛細血管を広げ放熱しやすくし、汗をかいて体温を下げようとします。
ところが、『エアコン』という人工的な環境の変化によってその体温調整能力に変調が起こり、自律神経の失調を引き起こします。
冷房の効いた室内に長時間いると熱が体外に逃げすぎることになり、著しい温度差によって自律神経のバランスが崩れてしまうのです。
自律神経は体温調節や発汗などのコントロールをしていますので、バランスが崩れると足腰の冷え、だるさ、肩こり、頭痛など様々な症状を引き起こします。
「こんな蒸し暑さの中で仕事がはかどらない」
「夜、暑苦しくて眠ることも出来ない」
と職場でも家庭でもエアコン漬けになっている人は多いのではないでしょうか?
そんな方は極端な冷えによって起こるクーラー病にならないように十分注意が必要です!
では、クーラー病によって起こる体調不良にはどのような症状があるのかみていきましょう。
◆主なクーラー病の症状◆
・足腰の冷え
・疲労感、だるさ
・肩こり
・頭痛
・食欲不振
・神経痛、腰痛
・下痢、便秘、腹痛
・不眠
・むくみ
・頻尿
・鼻炎
・月経不順
上記の症状は自律神経失調症の症状とよく似ています。
それもそのはず、クーラー病は自律神経に関係があり、そのことから同じような症状が現れるのです。
冬も夏と同じように屋内と屋外の気温差は大きいですが、冬場は厚着により体温調節機能がカバーできるためクーラー病のような症状をきたすことはほとんどないとされています。
◆クーラー病の対策◆
・エアコンの温度は、外気温との差が5℃以内、大きくても7℃以内に収めるように設定しましょう。
・熱帯夜は就寝時もエアコンはつけっぱなしがオススメです。近年猛暑の影響もあることから、エアコンを消してしまうと暑さで夜中に目が覚めてしまい、睡眠不足が体調を崩す原因にもなってしまいます。
・エアコンの冷風を体に直接受けないように、吹き出し口の向きに注意しましょう。冷気は下に降りてくるので、扇風機を上向きにセットして冷気が部屋全体に循環するようにすると良いです。
・適度な運動を心がけましょう。冷えをもっとも感じやすいのは足先です。エアコンの冷気は下へ降りてきて床近くにたまります。ですから足先が冷え、足は心臓から遠いため血液の流れが悪くなりやすいのです。
・軽い屈伸運動や日頃から歩くことも大切です。ウォーキングを続けていると、足の筋肉が適度に強化されて血流がよくなり冷えにくい体質になります。
・入浴をシャワーだけで済まさず、お湯に浸かりましょう。入浴は、クーラー病だけでなく慢性的な冷え性の予防にも効果があります。お湯につかると足が温まるだけでなく、水圧によって血流もよくなります。お湯のなかでふくらはぎを軽くマッサージすると、クーラー病対策が一層高まります。また、お湯の温度は低めにしてゆっくりつかると、湯冷めによる体温の低下を防ぐこともできます。
当院ではクーラー病に対して鍼治療や骨格矯正など様々な治療を行っています!!
クーラー病は自律神経の乱れが1番多いと言われているので、鍼やお灸を使って交感神経と副交感神経の乱れてる部分の調整を行います!
また骨格矯正を行う事で骨、筋肉のバランスの調整ができ血の循環がよくなり冷えの解消や、姿勢を良くする事で筋肉の負担が少なくなり腰痛や、肩こりの原因を取ることができます!
患者様の症状に合わせて治療方法を提案させていただきます!!
残暑はまだまだ残ると思いますのでこの夏を一緒に乗り越えましょう!!
皆様のご来院お待ちしております!